椋鳩十の世界『ひかり子ちゃんの夕やけ』最終話
木曜日です。
『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、『ひかり子ちゃんの夕やけ』最終話をお送りします。
夕方5時15分からの10分間、MBCラジオ(南日本)でお楽しみください。
http://www.mbc.co.jp/radio/radiko/index.html
先週までのあらすじは…
一郎とひかり子の兄妹にとって、明神様への道は、楽しい遊び場でした。でも、その境内(けいだい)は、きつねの化け物が出ると聞かされている、こわいところ。お祭りの時以外に、入ることはありません。
一郎が小学4年生、ひかり子が2年生の夏休みのこと。
明神様の境内から現れた友だちのまさとが、大きなアゲハ蝶をとったと自慢しました。
すると、ひかり子が、自分たちもアゲハをとろうと言いだします。
怖い怖い、明神様の境内ですが、妹におくびょうと思われたくなかった一郎は、入ってみることにしました。
薄暗い境内の奥には、明るい谷間が続いていました。沢があり、かわいらしい魚が泳いでいます。
一郎とひかり子は、きつねの化け物のことなどすっかり忘れて、はしゃぎました。
ひかり子は、蛇がいるからあぶないという一郎の忠告も聞かず、ホタルを追いかけてさらに奥へ。
藪の中へ入ったひかりは、姿が見えなくなりました…。
出演
ナレーション ばばさま:松本雪乃
ひかり子:大山記美恵
一郎:今吉真紀
店の人:宇都駿将
まさと:松田彩花
東京の女の子:森田幸音
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