ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『じねずみの親子』第1話
昭和30年代から40年代にかけての椋鳩十は、子ども向けの雑誌に、多数の短編小説を発表しています。
次回(6月29日)、お届けする『じねずみの親子』も、昭和47年(1972年)に、学研の学習雑誌『2年の学習』に発表されたお話しです。
「じねずみという動物がいます。もぐらにも似ているし、ねずみにも似ている小さな動物です」という書き出しで始まります。
ところが、現在出版されている、理論社の『椋鳩十 学年別童話2年生』に収録されている『じねずみの親子』は、書き出しが違います。
雑誌に掲載されたものを、単行本として出版する際に、椋鳩十が、大きく書き直したからだそうです。
今回は、書き直された理論社版でお送りします。『じねずみの親子』、どうぞ、お楽しみください。
『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、MBC(南日本放送)ラジオで、毎週木曜、夕方5時15分から放送中です。
写真は、ナレーションの松本雪乃。
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