ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『白いサメ』第2話
木曜日は、『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』の日。
MBCラジオ(南日本放送)で、17時15分から10分間の放送です。
先週から『白いサメ』をお送りしています。
トカラ列島の最南端に浮かぶ宝島は、現在は鹿児島郡十島村に属していますが、椋鳩十が執筆した当時は、大島郡に属していました。
その宝島で、兄弟のように助けあって暮らす、太郎と春吉という少年漁師のお話です。
二人とも、まだ16歳ですが、サメとり名人として一家を支えています。
ある日、太郎が、漁に誘うと、母親が病気だから、今日は行けないと春吉。
母親に、大丈夫だから漁に出なさいと諭され、春吉も港へ向かいました。
二人が船を出そうとすると、白いサメが来ているから、漁は中止だと漁師たちが騒いでいます。
白いサメは、恐ろしいサメで、漁師が、何人も殺されたり、怪我をさせられたりしてきました。
太郎の父親も、白いサメに足の骨を砕かれたのでした。
松本雪乃、宇都駿将、大田博嗣、野中元貴、伊佐敷弥生、山田一成、七村健斗の出演でお送りします。
お楽しみに!
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