ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『大空に生きる 』より「わかいつばさ」第5話

おはようございます。

金曜日になってしまいました。

毎週木曜、17時15分から、MBCラジオでお届けしている『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、鹿児島の皆さんに限り、ラジコのタイムフリーシステムでお聴きいただけます。

ワシの兄弟の成長物語『大空に生きる』(ポプラ社の椋鳩十全集4)から、『わかいつばさ』の第5話です。

とめ貴志の朗読でお楽しみください。

http://radiko.jp/#!/ts/MBC/20180524171500

 

ところで、昨日の放送では、いつもと違うところがありました。

MBCの末永安佳梨アナウンサーが、あらすじをご紹介しているのです。

放送開始から、あらすじの紹介は、田辺令吉アナウンサーの担当でした。

昨日の放送分も、すでに収録を終えていたのですが、急遽、原稿を差し替える必要が生じました。

ところが、田辺令吉アナウンサーのスケジュールがあいません。

そこで、末永アナウンサーがピンチヒッターで登場したという次第です。

放送というメディアらしい、ハプニングでした。


<わかいつばさ> これまでのあらすじ。

崖の上で、老いたつがいのワシが、2羽のひなを育てていました。

親ワシは、日に日に弱り、力尽きたのか、ついに巣へ戻らなくなりました。

みなしごになった2羽のひな。

鳴き立てれば、鳴きたてるほど、空腹が身にしみます。

それでも、本能のままに、つばさをばたつかせてみました。

すると、体が浮いて、意外と軽やかに、巣の下の、岩の上ににおりることができました。

2羽のひなは、巣からこぼれ落ちていた餌を、夢中でついばみました。

まだ飛ぶことを知らないワシのひなたちは、落ち葉に隠れているミミズをついばむことを覚えました。

ある日、ひなたちに、するすると近づいてきたのは、アオダイショウです。

ひなたちは、恐ろしいと思うと同時に、闘志もわいてきました。

アオダイショウは、一瞬の隙を突いて、一羽のひなに巻きつきました。肋骨が折れてしまいそうです。

ひなワシは全身に力を入れ、なんとか耐えるのでした。

とめ貴志

中村栄子事務所

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