椋鳩十の世界『山の子ども』第4話
お楽しみいただいています『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』ですが、今日は、名作『山の子ども』の最終話。
前回までのあらすじは…。
村の小学1年生の三郎の家族は、山奥で山の仕事をしています。
だから、三郎だけが、村の家に下宿しているのです。
やすおばさんと、かねおばあさんが、面倒をみてくれますが、一人で起きて、一人で寝て、一人で学校へ行きます。
三郎は、近所から苦情が寄せられるくらい、やんちゃ坊主です。
時々、三郎の様子を見に、かあちゃんが山から下りてきます。
その時の三郎は甘えん坊です。
夜、かあちゃんと寝る時は、嬉しくてすぐには眠れません。
起きると、かあちゃんと楽しい朝ごはんです。
でも、その後は、またしばしのお別れ、かあちゃんが山へ帰ってしまうのです。
三郎は、かあちゃんを追いかけます。
かあちゃん、かあちゃんと泣き続けます。
わかっているのです。わかっているのですが、やはり、かあちゃんと離れるのは、つらいことなのです。
三郎はまだ小学1年生です…。
夕方5時15分よりMBCラジオ(南日本放送)にて。
ラジコがお勧めです。お楽しみに!
http://www.mbc.co.jp/radio/radiko/index.html
ナレーション:上野知子(MBCアナウンサー)
三郎:榎原蒼太
やすおばさん:中村栄子
かねおばあさん:古江優子
かあちゃん:園中聡子
村人:宇都駿将
大田博嗣
宮内悠
脚本・演出:竪山博之
製作協力:中村栄子事務所
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