ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『大空に生きる 』より「空のおきて」第4話
8月になりました。2日、木曜日です。
MBCラジオ『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、ワシの兄弟の成長物語『大空に生きる』(ポプラ社の椋鳩十全集4)をお送りしています。
今日は、第3章『空のおきて』の第4話。
下川原優花の朗読です。お楽しみに!
<前回までのあらすじ>
キツネとの戦いの傷が癒えた2羽の若いワシは、ふと、自分たちが生まれた古巣に戻ってみました。
すると、2羽の若いワシより、はるかに大きな、知らないワシが陣取っています。
2羽の若いワシは、古巣を乗っ取られたと思い、戦いをしかけました。
お互いに、上から襲おうと、高く高く舞い上がります。
慣れない戦いでしたが、2羽で助け合って形勢が逆転しました。
ところが、さらに身体の大きな、オオワシのつがいのオスが帰ってきて、形勢は再逆転。
若いワシたちは、「若いものは、時を待て」という自然の教えに従って、逃げることにし、残った大ワシたちは、勝どきの声をあげるのでした。
【AM】鹿児島 1107kHz、名瀬 1449kHz
【FM】鹿児島市・錦江湾沿岸 92.8MHz、北薩 93.7MHz、大隅 94.2MHz、南薩 94.8MHz
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