ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『大空に生きる 』より「新しき領土」第2話
夏休みも終わりですね。8月30日木曜日です。
MBCラジオ『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、今日も午後5時15分からの放送です。
先週は、こちらでのご案内ができませんでしたが、ワシの兄弟の成長物語『大空に生きる』(ポプラ社の椋鳩十全集4)より、第4章『新しき領土』をお送りしています。
『新しき領土』の出演者は次の通りです。
朗読:野中元貴
源次:とめ貴志
子ども:桐原叶多
<前回までのあらすじ>
自分たちより、大きなワシに、古巣を取られたり、獲物を奪われたり、生きるためには、自分の領土を闘い取らなければならないことを教えられた2羽の若いワシたち。
一方で、大きな獲物がある時は、互いに譲りあうのも、ワシの掟です。
ワシの掟で、飢え死にしそうになったり、救われたりの2羽は、今度は、谷間に不思議なものをみつけました。
黒く散らばるそれは、人間の家でした。
二本足で歩く動物が出入りし、小動物がのんきに寝そべっています。
初めて見る人間に不安はありましたが、獲物になりそうな小さな動物たちがワシの心をひきつけました。
ここで狩りをしようと、2羽の若いワシは、大空に輪を描きます。
そして、次第に、輪を小さくしていきました。
『西郷どん』出演時の野中元貴
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