ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界『大空に生きる 』より「空のおきて」第5話
8月9日木曜日。熱帯の街のような鹿児島です。
MBCラジオ『ラジオ朗読劇 椋鳩十の世界』は、今日も午後5時15分から。
ワシの兄弟の成長物語『大空に生きる』(ポプラ社の椋鳩十全集4)より、第3章『空のおきて』の第5話をお送りします。
下川原優花の朗読です。
<前回までのあらすじ>
奥深い山に暮らす、2羽のワシの成長物語です。
2羽のワシは、自分たちが生まれた古巣に戻ってみました。
すると、知らない大ワシが陣取っています。
若いワシは、古巣を乗っ取られたと思い、戦いをしかけました。
でも、自分たちより大きな、しかも、つがいの大ワシにはかないません。
「若いものは、時を待て」という自然の教えに従って、遠くへ逃げました。
いくつもの峰を超えたところで、山鳥をつかまえました。
ところが、再び襲いかかってくるものがあり、山鳥をとられてしまいました。
今度は、別のオオワシの領土に迷い込んでいたのです。
若いワシたちは、力をつけて、新しい領土を戦いとるしか生きるすべのないことを知りました。
スタジオをミニチュアで再現? MBCのロビーにて。
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