本物、にせ物。

『ぶっこみジャパニーズ』という人気番組があります。

http://www.tbs.co.jp/bukkomi-japanese/

海外で、まともな修行もせずに、寿司を提供する寿司屋や、見よう見まねで教えている空手道場に、日本の職人や先生が潜入。最後に正体を明かし、本物の技術を伝授するという番組です。

文化に関して言えば、地方都市も同様で、ほとんどの人が、偽物の寿司を食べさせられ、それを本物の寿司と思い込まされています。

さて、テレビドラマはもちろん、舞台でも、映画でもアニメでも、東京では、多くの演劇作品が作られています。

それらは多くのスタッフが参加し、つまり、多くのプロの手を経て誕生します。そして、そこには何らかの進歩があります。

ですから、地方都市にいる私たちは、時々、東京の制作の現場を見ておかなければ、技術的にも、感性の面でも、立ち遅れてしまいます。

鹿児島の人に、偽物の寿司を食べさせてはいけない。中村栄子事務所に集まるのは、そう考える人たちです。

大泉アニメゲートにて。